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警備の基礎知識警備の種類完全ガイド|1号〜4号業務の違いをわかりやすく解説
警備業務は警備業法で1号〜4号に分類されています。発注前に知っておきたい各業務の違いと特徴、選び方を詳しく解説します。
2026/6/10 公開
警備業務の種類について
日本の警備業務は、警備業法によって大きく4つに分類されています。警備を依頼する際は、どの種類の警備が必要かを把握しておくことが重要です。正しい種類を選ばないと、法律上の問題が生じる場合があります。この記事では、1号〜4号業務の違いをわかりやすく解説します。
1号業務|施設警備
事務所・商業施設・駐車場・イベント会場などに常駐し、出入り管理・巡回・開閉館管理などを行う業務です。ビルの警備員やショッピングモールの保安員がこれにあたります。
1号業務の主な種類
- 施設警備業務:オフィスビル・商業施設・病院・学校などの常駐警備
- 巡回警備業務:定期的に施設を巡回して異常を確認する業務
- 機械警備業務:センサー・カメラで施設を監視し、異常時に駆けつける業務
- 空港保安警備業務:空港での手荷物検査・搭乗者確認などの業務
- 保安警備業務:百貨店・スーパーなどでの万引き防止・保安業務
1号業務が必要な場面
オフィスビルの出入り管理、商業施設の巡回警備、工場・倉庫の夜間警備、病院や学校の常駐警備など、施設の安全を守る場面全般で活用されます。常駐・巡回・機械警備の組み合わせで、コストと安全性のバランスを取ることが重要です。
2号業務|交通誘導・雑踏警備
工事現場や道路での交通誘導、イベント会場での雑踏整理を行う業務です。建設・土木現場で最も依頼が多い警備の種類です。警備業法上、特定の現場では有資格者の配置が義務付けられています。
2号業務の主な種類
- 交通誘導警備業務:工事現場・道路・駐車場での車両・歩行者の誘導
- 雑踏警備業務:お祭り・コンサート・スポーツ大会などでの人流管理
交通誘導警備士の資格について
高速道路や国道などの工事現場では、交通誘導警備業務検定1級または2級の有資格者の配置が法律で義務付けられています。依頼時には有資格者の配置が必要かどうかを事前に確認しましょう。
2号業務が必要な場面
道路工事・舗装工事、建設現場の周辺交通整理、イベント・お祭りの来場者誘導、花火大会の雑踏警備など、人や車両が多く集まる場面で活用されます。
3号業務|貴重品運搬警備
現金・宝石・美術品などの貴重品を安全に運搬する業務です。専用車両と複数の警備員で対応します。銀行のATM現金補充や、企業間の現金輸送などがこれにあたります。
3号業務の主な種類
- 貴重品運搬警備業務:現金・有価証券・宝石類の安全な輸送
- 核燃料物質等危険物運搬警備業務:放射性物質・危険物の安全な輸送
3号業務の特徴
3号業務は専門性が高く、専用の装甲車両や特殊な訓練を受けた警備員が必要です。一般企業が個別に依頼するケースは少なく、金融機関・病院・宝石商などが主な依頼者となります。
4号業務|身辺警備
いわゆるボディーガードです。著名人・企業経営者・VIPなどの身辺を警護します。ストーカー被害・脅迫を受けている方や、海外出張時の安全確保なども対応範囲に含まれます。
4号業務の主な種類
- 身辺警備業務:要人・著名人・一般の方の身辺保護
- VIPエスコート業務:来日外国要人・企業幹部の護衛・移動サポート
4号業務が必要な場面
企業経営者の身辺保護、芸能人・スポーツ選手の警護、脅迫・ストーカー被害への対応、海外渡航時のセキュリティ確保などで活用されます。
どの警備を依頼すればいい?場面別まとめ
警備の種類がわかったところで、実際の場面別にどの業務を選べばよいかをまとめます。
- 工事・道路作業:2号業務(交通誘導警備)
- イベント・お祭り・花火大会:2号業務(雑踏警備)
- オフィス・商業施設の常駐管理:1号業務(施設警備)
- 工場・倉庫の夜間警備:1号業務(巡回・機械警備)
- 現金・貴重品の輸送:3号業務(貴重品運搬)
- VIP・要人の護衛:4号業務(身辺警備)
警備会社に依頼する際の注意点
警備会社を選ぶ際は、都道府県公安委員会の警備業認定を受けているかどうかを必ず確認しましょう。認定を受けていない業者は違法であり、トラブル時に補償が受けられない可能性があります。また、依頼する業務の種類に対応した認定を持っているかも重要です。
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